今回のいやだな~~~は言わずと知れたふぁんぐネタ・・・・・
あの子は今高校3年、受験まっさかり。
先週末の22日、もう殆ど登校してないが終了式があった。
いわゆる選抜クラスと呼ばれているふぁんぐのクラス、推薦で進学する子は一人もなく、みんな重たい受験を背負っている。
当然ストレスは溜まっている。が、連中の間には推薦で進学を決めてしまって青春を楽しんでいる連中とは別の同じ目標、同じ苦労という妙な連帯感があり、クラスはバッチリ1つにまとまっているらしい。
ふぁんぐの話によると・・・
教室の大掃除もおわりに近づいた頃一人がゴミを集めている子のところにやってきた。
A「これ、すててもいいかな??」
B「え、教科書???」
A「ああ、そうだよ、これ、受験に関係ない教科なんだ、家に持って帰るのもカッタルイし、捨ててもいいよな。」
C「なるほど・・・そうだよな、捨ててもいいよな!!俺も捨てる。」
みんなその気になり、すてる教科書の山ができたらしい。
D「おい、これ・・・いくらなんでもそのまま捨てるのヤバクないかか???」
E「このいらねぇプリントで包んだらどうだ?」
A「いいな、そうしよう」
E「ちょっとまてよ、包みきれないよ、それに重たくって袋破けちゃうよ」
D「破いちゃったらどうだ??」
F「オ!、よし、やろう!!」
G「オイ、オイ!これ、最高に気分いいな!!」
H「やらせろ、やらせろ」
I「もっと、破く教科書ないか??」
こうして始まった教科書破り、ただ単に受験のストレスだけでなく、受験課目にない教科の勉強に時間を割かれ、赤点をつけられた鬱憤もかなり含まれていたらしい。
盛り上がりに盛り上がり、ゴミ袋は6袋にもなり、一部がそのうちの2袋を先に捨てに行った。
ワイワイ、ガヤガヤ、楽しそうな笑い声が廊下まであふれ、ハイになっていた彼らは当然近づいてくる担任の足音を聞きつける事はできなかった。
担任「おい、なんだ??それ、随分とゴミがあるじゃないか??」
全員ギョっとしたものの
J「え!?!?、い、いらなくなったプリントです。」
担任「それにしても量があるじゃないか」
K「教卓の引き出しとか、棚に残ってたんですよ。」
担任「??????」
そこへタイミング悪くゴミを捨てにいった連中が帰ってきた。
L「ねぇ~~、もう捨てる教科書ないの????」
担任「はぁ??????」
まあ、大したお叱りは受けずにすんだようですが、この連中の春は3月にならないとやってこないのです。
このA~Lの中に勿論ふぁんぐが混じっております。
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