カメセンがここ30年家族ぐるみで親しくお付き合いさせていただいている方がなんと、さる国から日本との友好に著しく貢献したことを感謝され文化勲章をいただいた。
授賞式はその国の在日大使館で行われ、名誉な事に私達夫婦も授賞式に招待された。
ワォ~!ですよん。
受賞のお話を伺ったとき、私もその方は実の兄のようにお慕いしているので、もう飛び上がるくらいに嬉しかった。その方の実績は実際素晴らしいものです。
彼は学生時代にオートバイ世界一周を計画し実行に移しました。
数カ国を走破したのちその国に到着、おりしもオリンピック開催の年でした。そこで今で言う超可愛いその国の娘に一目惚れ、結婚しそこに住み着いてしまいました。(これ、本当の話です)
彼女は敬謙なカトリック信者、将来実子の他にも幸せに恵まれない子達を育ててあげたいという崇高な考えを持っていました。
彼らはそれを実行したのです。
彼らはその国で起業し実業界で成功をおさめました。そして、4人の実子と3人の国際養子、9人のアフリカの里子(里子は親元で育てられ、ある程度の年になると先進国に留学させました)を育てあげました。
「あなたはお金儲けばかりしている、私はもう嫌」となんとも愉快なセリフを言って彼女は彼を実業界から半ば強引に引退させ、慈善農場を始めます。
しかしそこは実業界で成功をおさめた彼の事、農場でも大成功をおさめるのです。
その間、実業、文化、教育と多方面にわたりその国と日本との架け橋となったのです。
今回の受賞は自然な成り行きとも言えるでしょう。
さて、前置きは長くなりましたが、まだむべりーさん、この授賞式招待のお話を伺った瞬間頭にうかんだのは、「どうしよう、着ていく服がない!」。
幸いダイエットで5キロ減量に成功し昔昔からクローゼットを暖めているスーツにもぐりこもうとすれば出来なくはないのだが・・・・・。
私は80歳になりながらもいまだに踊りを忘れていないすずめのごとくクローゼットに流行の服をくわえ込み続けている実母の元に走った。
「おかーさん、服がない、なんかない???」(この年にして我ながら情けない)。
「買いなさいよ」と母、しかし、考えてもみてください、毎日狼曉の相手をしてこの年にしてドロンコ、家で仕事をしてるから通勤することもなし、1年に1回着たらいい方、へたすりゃもう着ていくところなんてないかもしれない服をとても買う気にはなれない、借り物ですませればラッキー!母のクローゼットをあさり、黒の私でも着れそうな服をみつけ「これでいい!」と借りて帰る。
この続きはまた明日。
PR