まあ、地方新聞の上毛新聞に大きく取り上げられていましたから、ここでお話しても差し障りはないでしょう。
受賞されたのは宮川秀之氏、イタリアの「グランデ・ウフィチャーレ章」を受賞されました。この「グランデ・ウフィチャーレ章」は民間の外国人に与えられる称号としては最高位だということです。
さてさて、無難な黒、黒を着ていればまあ、恥かくことないでしょ。あとはやはり黒のレースのシャツでごまかしてイッチョあがり。母がきればロングスカートも私がきればミドル丈、ホッホッホ、わかりゃしない、第一招待された方は角界著名な方々ばかり、私なんて誰~も気にしない、いてもいなくてもまったくどうでも良い立場なんですもの。それでも限られた人数の中、こんな私を招待してくださった宮川さん本当に感謝です。
当日授賞式は夕方から、なに?なんか出る(お化けじゃないですよ)とちょびっと期待に胸は膨らみます。
地下鉄三田駅から歩いて大使館へ、お~、東京タワーが見えますよこんな近くで見るのは何年ぶりだ?
この辺はメインの道路から路地に入ると住宅街なんですよね。一体どういう方々のお住まいなのか、私達夫婦のような者にはまったく想像できません。
ん!やはりここでも犬の散歩。みなさん、毛並みがよろしいようで、あら~なんて素敵なコート、同じダックスでもお顔もなにか家の近所の子達にくらべるとお品があるように感じるのはやはり田舎者の気おとりでしょうかね。
大使館は旧なんとか藩江戸屋敷、あの赤穂浪士の面々が一部討ち入りの後滞在し、切腹をした場所だそうな。見事な日本庭園が今でも手入れも行き届いて残っており、芝生もきれい。思わず「狼曉を遊ばせてやりたい!」と思ってしまいました。
授賞式も無事に終わり、人間国宝になられた雅楽家の鼓の演奏を生で拝聴し、まったくの別世界、純粋に楽しませていただきました。
ビッフェ形式で出されたイタリア料理も美味しかった。
誰にも気兼ねする必要のない私、出されたお料理は全部楽しませていただきました。カメセンはここぞとばかり、宮川さんの作られたワイン(ヨーロッパ有機ワインコンクールにおいて見事優勝した)「コールド・ピエトル・ロッセ」をガブ飲みしておりました。
宮川さんについては11月の11日土曜日9時5分より
NHKラジオ第一「こころの時代」
「地球家族を生きる」
に出演なさいます。
私達が授賞式に参加していた頃、家ではふぁんぐが狼曉と二人でお留守番。
「やい、ふぁんぐ! なんでお母さんがいないんだよ!」ブンむくれの狼曉をなだめるのは重労働だったそうです。
うふ、かわいい。
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