どういう訳か私の歴代愛犬達は皆無口。
無駄吠えというものを一切しない。
2代目ゴールデンのメグなんて必要なときにも吠えた事がないという極端に無口な子で一年に一回吠える声を聞くか聞かないかだった。
バーニのみなみはメグよりは口数は多かったものの、それでも欲求吠えも他の犬に対しての威嚇の意味で吠える事はまったくなし・・・・。
さて、狼曉は???と思っていたのだが、やはり狼曉も無口な子。
ただ、狼曉の場合、家の中にいて自分が不審?と感じたときはしっかりと吠える。家族と一緒のときでも一人クレートで留守番をしていても不審な音を聞くとしっかりと吠える。
この「吠える」という事に関しては狼曉は申し分のない子。
犬に「吠えろ」を教えるのは結構難しい。
無駄吠えの多い子は教えやすいそうだが、無口な子は吠えたときを捕らえて教えないとなかなか覚えない。
ちなみに私の犬で「吠えろ」ができたのは、レオとみなみ、メグは残念ながら最後まで覚える事はなかった。
レオと狼曉の共通点、これが面白い事に飼い主にしか襲い掛かる事が出来ないと言う事。
レオも私との遊びでは牙をむき出し唸り声をあげながら襲い掛かってきたものだ。今、狼曉の相手はふぁんぐ・・・狼曉はふぁんぐになら遠慮なく牙をむき、唸り声をあげ、お腹の底から声を出す。しかし、ふぁんぐと私以外の人間にも犬、または他の動物に対して威嚇して声を出した事がない。(あ、一回だけ、狼曉の兄弟に対して声をだした事があったな)
今日はふぁんぐ相手に「吠えろ」の練習。
私の「吠えろ」のコマンドと同時にふぁんぐが狼曉を挑発、狼曉が吠えた瞬間、二人で誉めてトリーツをあげる。
いままで何度も同じ事をやってきたのだが、いまひとつ狼曉は決め手にかけていたような感じでなかなか私達の意図を理解してくれなかった。
興奮させて、声をださせる、「吠えろ」「ワン!」「吠えろ」「わん」、
声が出てきたら次は興奮していなくても声を出す練習。
座らせて「吠えろ」、しかし興奮していないとなかなか声がでない。鼻に皺をよせて口は開くが声がない。一緒に「ワン」と声をだして促すとしだいに大きな声が出てくる。
こんなバカ騒ぎを続ける事20分、今日はなんとなく「吠えろ」を理解し始めたようだ。いい感じに声がでてきた。
今日はこれでおしまい。一緒にガナッテル私の喉が痛くなってしまった。
狼曉は随分解ってきた。なにをしたらいいのかを理解するまでが時間がかかるが、とっかかりが出来ると覚えるのは早い。
「吠えろ」のコマンドが完成する日も近いだろう。
P.S.
私の愛犬が無口なのは飼い主がその分口数が多いせいだ・・・これは家族のみならず私の友人達の意見。
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