夜・・・・・
狼曉はふぁんぐの部屋で寝ている。ふぁんぐ曰くあくまでもベットにこだわり、暑くなって我慢しきれなくなるとフロアーに下りるらしい。
冬は自分のケージで丸くなっていたようだが、最近は滅多に入らないそうだ。
梅雨らしい天気は何処へやら、夏本番のような暑さだった一昨日の晩。
たまらずふぁんぐも私も部屋のドアを開け放しで寝る事にした。
と、喜んでいたやからが1頭・・・・・
狼曉は私のベットには絶対に上がらない(私が許さない)が部屋には入ってくる。でも部屋で寝た事はなかったし、ふぁんぐのベットに固執しているので、たぶんふぁんぐの部屋で大人しく寝るだろうと思った私がバカだった。
うとうと・・・としかけた頃、「ツンツン」、鼻で私の顔をつつき、なめる。
「や、やめて・・・、解った、お母さん此処にいるから大人しく寝て。」
ベットの脇に寝かせ私がうとうと仕掛けた頃、むくっと起き上がりふぁんぐの部屋に帰っていった。
「やはり、戻ったのね。」私は眠りに落ちた。
またもや、「ツンツン」そして同じ事の繰り返し。
結局5時間の間にこの「ツンツン」を4回、足取り楽しげに狼曉は1時間おきに私とふぁんぐを行ったり来たりしていた。
お陰でこっちは睡眠不足、起きてふぁんぐに文句を言った。
「ちょっと、狼曉夕べは4回も来たのよ、お陰で調子狂っちゃう。」
「母さんはまだいいよ、ツンツン、なんでしょう?こっちはさ、帰ってくるたびにベットに飛び乗られ、ケットをかけている私を掘り起こすんだよ。いいよ、今夜は出られないようにしてやる。」とふぁんぐ
そして夕べ、狼曉はドアにフェンスを張られふぁんぐの部屋からでられないようにされた。どうという高さではないフェンス、狼曉がその気になれば助走なしでも飛び越えられるのに飛び越えないのが狼曉君。
でも、私とふぁんぐの間を行ったり来たりしたのが楽しかったのだろう、寝入りばな狼曉はフェンスを引っかいていた。
これは裏の畑でとれた野菜。きれいでしょう?

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