昨日は今年の3月、階段から落ちて大怪我をした母の快気祝い、表参道にある、ブラジル料理のレストランに家族で食事に行きました。
事故を聞いた瞬間寝たきりになった母の姿が一瞬目の前をよぎりました。それが、おかげさまですっかり元気、怪我をする以前の母に戻ってくれました。
朝から精力的に家事をこなし、階段もすたすた、都内も自由に歩き回っています。
リハビリは決して楽ではなかったはずです、我が母ながらその強さ、努力に頭がさがります。
快気祝いに参加したのは私とふぁんぐ、カメセンは仕事の都合で狼曉と留守番。大丈夫????
全く料理というものをしないカメセン、私は出かけにカメセンと狼曉の夕食を準備し、食べる際のあれこれと細かい指示をカメセンに残してでかけました。
食事会は盛り上がり、お開きになったのが10時近く、さて、帰りましょう。結局カメセンと狼曉は8時間近く二人きりでいたのです。
以降カメセンの話・・・・・
私達が出かけてしまってがっかりの狼曉、それでも一人でない事に満足しながらもふて寝を決め込んだそうです。
食事の時間になり、狼曉の食器をいつもの場所に置き、側を離れるカメセン。ところが狼曉は食事をせずにカメセンについて歩く。
「おまえ、どうして食べないの?」
食器の前に戻り、側にしゃがみこむと同時に嬉しそうに食べだす狼曉。
真ん中を食べてしまって端にお肉がかたまって食べにくくなると
「じ~」とカメセンを見つめる。
「仕方のないやつだな」
とお肉を食器の中央にあつめてやるとまた、嬉しそうに食べだす。
結局最後は集めてもらって食べさせてもらい、完食、満足そうに水を飲む。
大体は一人で寝ているものの思い出したように突然体をすりつけ、私とふぁんぐがいない淋しさをアピール。
「わかったよ、もうすぐ帰ってくるよ。」
と慰めつつも適当に相手をしてあげたらしい。
私とふぁんぐが帰ると淋しかったとしきりに訴え頭、体を擦り付ける。
私にいたっては私の腕に自分の体をまきつけるようにして体を預け、スキンシップの催促。
それでもカメセンとの留守番、悪くはなかったらしい。
今日はふぁんぐは部屋で勉強(?)私は夕食の仕度、かまってくれるのはカメセンのみ。
狼曉は家じゅう歩き回り床に落ちていた(落ちていたかどうかは疑問)櫛、ビニールの袋、パンなどパンの袋口をとめる小さなワイヤー、UKシンクの下に置いてあった蝿たたき、ふぁんぐのポケットから零れ落ちたと思われるリップクリーム、誰かが落とした服のボタン、次から次とカメセンの膝の上に運び、その度にトリーツをせしめている。
「・・・おまえ、腹へってるんだろう?!?」
笑わずにはいられないやりとりでありました。
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