狼曉は人間大好き、初対面の人でも喜んで自分から挨拶する。
人懐こく愛想を振りまく。犬もしかり、自分から吠え付いた犬はいまだ1頭もいない。
ベルジは知らない人に対して警戒心の強い子も結構いるという話を伺っていたので、私はこの狼曉の性格に胸を撫で下ろしている。
しかし、最近わかって来た事がある。
狼曉は体の何処を何処からさわっても威嚇することはまったくないが、撫でてもらっていながらしっかりと警戒しているのである。
相手が遠慮がちに節度ある撫で方をしていてくれれば嬉しそうにいつまでもお付き合いするが、妙に親しげにグシャグシャやられると嫌そうに私にぴったりと寄り添い「お母さん助けて」と訴えてくる。
むしろ狼曉が大人になってきたと言ったほうが良いのかもしれない。
狼曉は4段階くらいに人を分けているように見える。
知らない人、知っている人、良く知っている人、そして家族。
家族以外には決して素直に頭を撫でさせる事はない。
お調子者のようでもやっぱり狼曉はタービュレンです。
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