プルト、我が家の女王様。
愛称プー。8歳になる雌のキバタン。
8歳という事は我が家に来てすでに8年という事なのですが、犬と違ってこの子達は長命、プーちゃんも50年以上記録では100歳というのも残っています。
そうです、私はプルトに看取ってもらうのです・・・・・。
家にいらしたお客様は口々に、
「綺麗ね、可愛い、大人しいのね」を連発されます。
実態を知らないと言う事はこういうことなのね、とつくづく思う事のひとつです。
そうです、だまされてはいけません。
我が家ではテレビは殆どつけません。なぜか?????
「テレビなんてくだらないわ!」そう言えたらどんなに幸せでしょう。
実際は、テレビを点けるとプーちゃん雄叫びをはじめます。「ぎゃ~~~~~、ギャ~~~~~~!!!!」その声、窓を開けていれば周りに何もない我が家から100メートル先まで聞こえます。これほんと。
家の中では隣に座っていても怒鳴らなければ会話ができません。
自然に誰もテレビをつけなくなりました。
皆さん、彫刻刀をご存知ですよね、その中に丸刀と呼ばれる物があるのですが、プーちゃんの下の嘴、形といい、切れ味といいそっくりです。上の嘴は丸みをおび、先端は尖っています。
物を破壊させればその破壊力狼曉も真っ青というその威力。
時々私やふぁんぐの指、腕、ひどい時にはほっぺにその破壊力を誇示します。
まぁ、プーちゃん流に言えば「手加減してあげてるのよ!」なのですが、これが冗談ではないから笑えない。実際、キバタンに本気で噛まれたら、幼稚園児だったら指がもげてしまうでしょうね。
なんせ、くるみのからを割ってしまうのですから・・・・・。
粉脂というのをご存知ですか?
「こなう」と読むのですが、キバタンの羽についている白い粉(危ないな)です。チョークの粉にとてもよく似ています。
プーちゃんを撫でたあとはまるでチョークボックスに手をつっこんだようになります。勿論、アレルギー源になります。気管支の弱い子はてきめんでしょう。
こんなにどうしようもないペット、よく飼っているわね。そう思われる方も多いと思います。でも、彼女は彼女で可愛いのです。
家族全員の声色をまねて自分の名前をいえます。カメセンは音を低く、私は高く、ふぁんぐはそっけなく。
私が外出のしたくをすると「プーちゃん待っててね、プーちゃん良い子に待っててね。」とお見送りしてくれます。
狼曉の餌付けをしています。
彼女は彼女のカリカリをもっています。大型鳥用に作られたペレットで値段もなかなかの物。それを、狼曉めがけて投げつけます。(ほんとに投げるんですよ)アホ狼曉は喜んでこの撒き餌えに食いついて鳥に餌付けされています。
どんなに難しい仕掛けの扉でも開ける事ができます。ですから彼女のケージはいつも南京錠がかけられています。
家族以外の人がいると剥製化してしまいます。まったく動きません。声も出しません。マックスに近づくと威嚇します。
体長50センチ、体重700グラム。
ワシントン条約保護鳥第一種。
肩書きだけは素晴らしい。
我が家の大事な女王様の紹介でした。


この手がふぁんぐの手、プーちゃんの大きさがわかると思います。