ふ~・・・・・。
彼が後ろから私の耳にため息を吹きかける。・・・・・・。
カジカジ・・・・・今度は耳たぶを優しく噛む。・・・・や、止めて・・・・。
ペロリ、今度は首筋を優しく舐める・・・・・。ゾワゾワ!!
「いい加減にしなさい、何度教えたら覚えるの、運転中に後ろから舐めんじゃない!」
そ!狼曉なんです。
私の車は1300ccのチビ車。とてもケージを積んだら人も荷物も載らなくなってしまう。当然狼曉は後部座席に乗ることになる。段差を埋め、狼曉が多少動いても安全になっている。
ゆったりと寝ていられるのだから寝ていればいいものを右、左、前後ろとキョロキョロと見回し落ち着いて乗っていたためしがない。
Dickoさんのラヴィちゃんも車の中はかなりうるさいようだが、狼曉も家をスタートした時点では負けていないと思う。10分もすれば大分落ち着いてくるのだが、それもバイクを見かけるとお終い、またスタートに逆戻り。落ち着いたら落ち着いたで今度は先ほどのように私にちょっかいを出す。バックミラーを覗けば見えるのは狼曉のアップばかり。
この子、落ち着いて車に乗っていられるようになるのかしら・・・・?
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