「お母さん、これで あそぼ・・・」
「おい、ふぁんぐ、これで あそべ!」
このくらい私とふぁんぐでは狼曉の態度が違う。
遊び方もかなり違う。私は極力狼曉のハイパースイッチが入らないように静かに遊ぶ。一方ふぁんぐ、ついつい自分も楽しく遊んでしまう結果、狼曉のスイッチが入ってしまう。
昼間の狼曉はけっこう大人しい。でも家族が揃う夜は昼蓄えていたエネルギーを一気に放出、僕の出番とばかりに浮かれ騒ぐ。2時間寝て1時間うろつく、今までそんなインターバルで生活していた狼曉ですが、最近タフなんです。夜は最低3時間はエンジンかかりっぱなし、いつハイパースイッチが入ってもおかしくない。私はそんな狼曉の入りかけたスイッチを切るのに忙しい。
昨夜、その私の努力をフイにして楽しんでいた人が一人・・・・・
一杯入ってご機嫌のカメセン、せっかく沈静しかかった狼曉の鼻先におもちゃをころがし「狼曉~」とへんな流し目を送る。
これに飛びつかなかったら狼曉ではない、よその犬。勉強から逃走したいふぁんぐまで、このカメセンの誘いの針に飛びついたからたまらない。狼曉のハイパーエンジンフル回転、お目目ギンギン、耳の先から、シッポの先端からまでエネルギーがあふれ出る。一昨日のコースを2周回ったところでふぁんぐにすくい上げられその四足空を蹴る。・・・・
走り回るのは一向にかまわないのですよ。
でもね、所詮家の中、フローリングは硬いし、急停止、急旋回は関節に負担をかける、障害物も多い。狼曉に良い事ひとつもない。
狼曉はありがたい事に滅多に転ばない。4つ足爪を立ててしっかりと踏ん張る。
・・・・・(最近これが多いわね)フローリングは傷だらけ・・・・・

走るのはこういうところにしようね。
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