最近狼曉のグランドを変えた。
フードジプシーじゃないけれど、狼曉は公園ジプシー、狼曉がじゃなくて私がそうなのよね。
今度の公園は家から一番近い3.6キロのところにある。やはり河川敷の運動公園なんだけど、ここは野球のグランド、外野にあたる部分が芝になっていて柵がある。この柵がなんとも便利なんですよ。
柵があるから散歩をする人が入ってこない。散歩というと皆さんただただお歩きになる方が殆ど、だから柵があって行き止まりになるグランドには入ってこないのですよ。
この中で狼曉は思う存分に走り回る。訓練をするには最高の条件。犬の気配がないわけではないが、近くによってこないという感じ。だから私に集中してくれる。
ここで今日狼曉はボールを拾った。
私が投げた狼曉のボールの落下地点近く、野球の軟球が落ちていた。
なんとも宝物を見つけたような表情で眺めていたと思ったら口に咥えていた自分のボールをポトリと落としその軟球を咥え嬉しそうに走り出した。
いつもなら「もってこい、出せ」のコマンドですぐにボールを離す狼曉なのだが、今日は離さない。もって来て私の手の上に自分のあごごと載せて、私の顔をみる。私がボールを出そうとしても離さない。
トリーツと交換でやっと出してくれたが、「お母さん早く投げて」と隣でピョンピョンポップコーン状態。
今度は少しボールで訓練を入れる。
テンションはトリーツよりも高い。しかし高すぎる。トリーツだと比較的落ち着いて練習できるが、おもちゃだと一気にハイパーへと変身する。
この辺のコントロールが実に難しい。今日は自分で見つけたボールだけに余計執着したようだ。
狼曉はボールとトリーツその場で使い分けて練習しているがこの狼曉が見つけたボール。特別なボールになるか否か?
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