狼曉は今日ドックランで自分よりも一回り小さい1歳くらいのボーダーちゃんを遊びで追いかけまわした。
狼曉は攻撃したり威嚇したりはまったくしていない、ただ、遊ぼうと誘い追いかけた。しかし、相手は恐怖を感じたらしい。ひたすら逃げる。狼曉は面白くって余計に追いかける。
私のコマンドは届かない。ふぁんぐが間に飛び込んで狼曉をストップ。ここで私に叱られる。一瞬しょげ返りもっと遊びたいとボーダーちゃんをみるが相手は、「もう、いや!!」
お仕置き狼曉はロングリードをつけられボーダーちゃんから遠く離れたところでふぁんぐと遊びはじめるが、ボーダーちゃんに未練たっぷり(かといって、自分が追いかけられるのは嫌なんだから、しょうがないやつです)。
それでも自分がなんで叱られたのか少しはわかってくれたようだ。その後ボーダーちゃんに近づこうとするたびに私に呼び戻されると途中まで行っても戻ってくるようになった。今日の課題はこれで満足。と狼曉を誉めてあげる。興奮状態になっても私の言葉が耳に届くようになって欲しい。いつの事だろう、またなってくれるだろうか????課題がいっぱい。
ふぁんぐとのNo2争いも面白い。
私にはとても素直な狼曉、平静時にはコマンドはほぼ90パーセント聞いてくれる。しかし相手がふぁんぐとなるとあの手、この手でふぁんぐを試している。「この程度ではどうか、こうしたらどうなるか???」って感じ。
ふぁんぐに押さえつけられおなかを見せても次の瞬間には反撃に出ている。まいったのポーズはあきれ返る程の名演技。
庭で毎晩やってる喧嘩??(いいえ、狼曉の電池抜きです)も面白い。四つんばいになって唸るふぁんぐの周りをふぁんぐに吠え付きながら全速力で走り回る。かといってふぁんぐに攻撃することはない、いいえ、できないのである。
ふぁんぐがちょっとでも狼曉に向って動こうものならあわてて飛んで逃げる。
茂みに飛び込み、また飛び出してくる。ふぁんぐが自分よりも上だとわかっているのだが挑戦したい。今狼曉は自分の力を試してみたくてしかたがないらしい。
遊びの終わりは狼曉のエネルギー切れ、10分も全力で走れば息がきれて当たり前。そのころあいを見計らってふぁんぐが立ち上がり優しく「狼曉、コイ!」と声をかけると素直にやってくる。「やっぱりふぁんぐは強いよ」と言っているよう。