ゆうべ、例にもれず9時30分頃、狼曉はふぁんぐにさかんにじゃれつき外遊びを要求。
これがしつこい、ふぁんぐがいくら叱っても無視してもまとわり着いてくる。いい根性してるんです。
で、仕方なしにふぁんぐ外へでたのです。
「ガウガウ」と一段と張り切りモードの狼曉。
ふぁんぐはちょっとポワ~ンとしていたのですね、これがいけなかった。
狼曉はふぁんぐに飛びつく、と、狼曉の頭突きがモロもふぁんぐの顔面中央に入ってしまった。
これが強烈なストレートパンチとなってふぁんぐが「鼻が折れたかと思った」と思うほど効いたらしい。
「こらぁ!!」と雄たけびをあげるふぁんぐ。
これが痛みをともなっていたもので迫力があったのですよ。少なくても狼曉はそう感じたらしい。
「やばい、本当に怒らせちゃった!」とでも思ったのでしょうか、あたふたとパニック状態で逃げ出した。
ほぼ直角に曲がって茂みに逃げ込もうと走り出したとたん、芝の縁に足を滑らせて右後ろ足を下にして派手に転んでしまったのです。
あとはご想像の通り、立ってみれば後足が地面につけられません。
「やっちゃった!」いつかはやると思っていたのです。
狼曉の騒ぎ方は本当に半端ではないのですもの。まだ家の中のフロワーでやらなかっただけましなのでしょう。下は柔らかい芝と土でしたからね。
それなのにです。このおたんこなすは足を引きずりながらもなおふぁんぐに遊びをしかけようとするのですよ。
反対にふぁんぐはもう真っ青、「狼曉!どこ痛いの?!」となかばパニック。自分の鼻の痛さも忘れてしまったようです。
ふぁんぐに抱えられて家の中にはいった狼曉、足はつけないものの「みんな、何騒いでるの??」の涼しい顔。
とりあえず横にして腰から順にゆっくりと関節を握って圧力をかけてみる・・・
表情にはまったく変化なし、「お母さん何してるの?」って感じ。
うん、骨に異常はないようだ。
次にまた腰から順にこれまたゆっくりと動かしてみる・・・
これも変化なし、「僕、痛くなんか無いよ」の表情。
関節が外れている様子もない。
立たせてちょっと歩かせるがやはり足がつかない。
指先のほうかな???とあたりをつけるがやはりはっきりとはわからない。
今度はアホタレふぁんぐがパニック、
「狼曉たん、どこ痛いの、お母さんすぐに先生のところ連れて行こう!」
私の見た限りでは今すぐ医者にかかる必要な無いように思えた、2~3日安静にして様子見コースかな??
しかしなんと言っても子犬の事、ここは経験がありすぎる西さんの意見をきいてみようと夜分にかかわらず電話してみることに。
西さんのお言葉、
「犬は自分で治す力をもっている、手を掛けすぎるとそれが出来にくくなる。散歩は禁止でまず明日足の状態をチェックしてから結論を出すにしても、2~3日様子をみたほうが良い」とのお言葉。
うん、納得、ふぁんぐも西さんの言う事は良く守りますから、ぐずぐず言っていたのですが、一応納得。
私の方が狼曉が落ち着いているといって狼曉の隣に私を座らせ、自分は私の代わりにキッチンの後片付けを始める(健気といえば健気ですね)。
まあ、狼曉の事となると、ふぁんぐはちょっと度を越しているように思うのだけど、先代の事を考えると何もいえず、困ったものです。
こんな時、私の言う事はきかなくても西さんの言う事は聞いてくれるので、私としては二重の意味で西さんには大変感謝しています。
狼曉ですか?
今朝おっかなびっくりだったのですが、本人、しっかり歩いてます。
足を引きずる様子もみられません。
まったく、びっくりさせるんだから!
それでも、2~3日、散歩はお休みです。