抱き癖って普通小型犬のものですよね。
小型犬だって抱き癖なんてあまり良い癖ではないのに、大型犬がついてしまったらどうしたらよいのでしょう。
ふぁんぐは超過保護、8歳、5歳と続けて短命に終わった先代2頭の事がトラウマになってしまったようで、狼曉の健康には神経質な程気を使います。
ウン○を毎日しげしげと眺め、臭いをかぎ、シーの色もチェックがはいります。食事の時は傍についていますし、飲み水の量もきちっと把握、毎晩耳の穴から始まって体中をチェック。みなみの看病をしながら得た自分の知識を総動員して狼曉の面倒をみています。今朝は鼻の虫刺されで大騒ぎ。
それに加え、道路が汚れていれば歩かせない、自分がちょっと危ないと判断すると直ぐに抱えてしまうのです。
まあ、そのうちに愛犬を失ったトラウマも癒えてくるだろうとたかをくくっていたのですが、癒えるまえに狼曉に抱き癖がついてしまったのです。
今日はちょっとした用事で我が家の愛犬ドクターのところに立ち寄りました。
15年来のお付き合いという事もあって先生は狼曉をとても可愛がってくださいます。先生に愛想を振りまき、さんざん可愛がっていただいたところで奥から入院中の犬の声、待合室の犬の声が聞こえてきたのです。
その声になにやら不安を感じたのでしょう。私の膝ににじり寄り、飛びついて「おかあさん、抱っこ」と来たのです。
「え~」ですよね。「狼曉、どうしたの」としゃがんで顔を覗くと肩に前足をかけて「おかあさん、抱っこ」後足も浮かそうとしています。
拒めない私も(ばかもいいとこ)結局抱いてしまいました。
そうしたら、さっきの不安気な顔はどこへやら、すっかりご機嫌になって私に抱かれたまま、先生に顔をむけ愛想を振るしまつ。
「狼曉君、甘ったれだね、まぁ、今のうちだから抱いてもらいなさい」と先生狼曉に笑いかけながら頭を撫でた、・・・先生も甘いや。
かくして狼曉のこの抱き癖、いつまで続くんでしょう。
飼い主に抱っこをせがむタービュレン?絵になんないよ。
PR