最近狼曉とカメセンの仲が怪しい。
つい一ヶ月前まではカメセンがリードを持っただけで警戒していたくせに最近はやたらと愛想を振りまく。
カメセンが帰宅すればエンジンの音でいち早く気づき、玄関を開けろと催促。あけてあげると弾丸のごとく駐車場に迎えに走る。
帰宅したカメセンは洗面所でうがいをする。狼曉は必ず洗面所に向うカメセンの後についていきその行為を確認する。洗面所でカメセンがうがいを始めると狼曉はご満悦顔でリビングに一人戻ってくる。
なぜに毎日うがいを確認しなくてはいけないか?意味不明です。
対するカメセン、やたらと狼曉にちょっかいを出す。一心に私を見つめている狼曉の目の前に手をだしてみたり、背中に座るふりをしたり、殆どは嫌がらせに近いかまい方。それでもつい先週行ったイタリア出張も狼曉にはお土産の山。
今日はお気に入りのイタリアワインをたらふく飲んでいい気分。
トイレの帰り、廊下で転がり「う~~~!狼曉、助けてくれ~~~!」と叫びだす。
対する狼曉、カメセンのおかしな声にすばやく反応、リビングから廊下へと走る。倒れて唸り声をあげているカメセンの顔を舐めまくり「しっかりしろ!」と言いたげに見えた・・・・・。
だが、この次の行動がやはり狼曉だった。
いくら舐めても唸り声を出し続けるカメセンをどう解釈したのかはわからない。今度は「僕もやる」といわんばかりにくの字に横たわるカメセンのおなかにすっぽりと収まるように寝転がりヘソテンポーズをとった。
「なんだよ、おまえは。俺を助けてくれなきゃいけないんだろ?なんで一緒に寝ちゃうのさ?!」「うん、狼曉、まだまだ修行がたりないな、名犬ラッシーにはほど遠いぞ・・・・・」
・・・・・さすが我が亭主?この人の犬の付き合い方は一般人とは一味違う。
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